中古車業界にとってはなかなか憂鬱なことになりそう

アベノミクスは失敗だったという声も聞かれたりしますが、東京オリンピックなどの影響で、業界によっては人材不足などが言われるようになってきました。

大きなイベントは確かに雇用を生みますが、中古車業界は果たしてどうでしょうか。

厳密に言うと、車の業界の場合景気をよくするのはイベントではありません。

それは人であり、もっと言うと人口ではないでしょうか。

そして人が時々で持つ消費マインドだと思います。

中古車を買おうという人口が増えれば、中古車業界は活性化しますし、そうでなければ衰退します。

デフレや増税の影響で新車の購入を控える人が増えたため、中古車を買う人が増えると思われがちですが、その中古車すら買い控えるという状況が起こっているようです。

そもそも、高齢化の影響でドライバー自体が減っている時代です。

消費が控えられると、今乗っている車にずっと乗っていようという人は増えるでしょう。

それはつまり、新車業界だけでなく中古車業界の活気も弱まってしまうということです。

単純に、数だけの話ではありません。

世の中に、長く使われた、具体的に言うと、走行距離の多い車が溢れているということになります。

つまり、中古車の質を取っても、走行距離の多い車が多く売られるようになってしまうということなのです。

また、これも増税の影響で、消費税の関係ない、個人間での中古車取引が、今後目立ってくるかも知れないという指摘があります。

インターネットなどで、見知らぬ人から中古車を購入するということが広まっていくのかもしれません。

現に、今や本を買う時は、書店に行くよりAmazonで買うという人のほうが多いでしょう。

査定や名義変更などのややこしい手続きをどこかでクリアにできるようなサービスが生まれたら、中古車の個人間売買は増えていくことになるのではないでしょうか。

中古車の仲介が商売になっている中古車業界にとってはなかなか憂鬱なことになりそうですね。


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